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zoom RSS 米国の従軍慰安婦対日非難決議案は信仰に基づくのか

<<   作成日時 : 2007/07/16 22:47   >>

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米国下院外交委員会は,日本政府に従軍慰安婦問題で責任を認め,公式謝罪するよう求める決議案を 06/26 (現地時間)に採決を行い, 39 - 2 で賛成可決しました。七月中に下院本会議で採択される可能性が高いとのことです。これに先立つ 6/14 付の米紙ワシントン・ポストに「THE FACTS」と題した慰安婦問題にかんする意見広告が掲載されました。その内容について要約したものを紹介します。
意見広告の原文そのものについては,インターネットで検索してください。

序文の要約:
この意見広告の目的は歴史事実の提出である。W.P.紙に「慰安婦の真実」という広告が掲載されたが,それは事実より「信仰」に基づいたものと見受けられる。「事実」が大切で,虚偽や歪曲,偏向,事実誤認からは正しい結論は生まれない。ここに,「慰安婦」に関する事実をいくつか提示する。

五つの事実:
[事実1]強制された慰安婦存在の具体的証拠は各機関,歴史学者の調査で一切発見されず。国立公文書館アジア歴史資料センターの戦中内閣・軍部の通達に強制的に慰安婦を募集した文書存在せず。その逆に,
1938 年 3 月 4 日陸支密二一九七号では,軍部の名前の不正利用,誘拐をしないよう指示。そのような不正をした業者は処罰されている例があると警告している。
1938 年 2 月 18 日警保局警発乙第七七号では,募集には国際法を遵守すること,婦女売買や誘拐などを禁止している。
1938 年 11 月 8 日警保局警発甲第一三六号では,募集は二十一歳以上で既に売春を業とする女性,親族承認必要,としている。

一部歴史家はこの文書が日本軍の関与の証拠と言っている。

[事実2]内閣や軍部の通達が事実である証拠となる新聞記事が多数存在する。
1939 年 8 月 31 日付朝鮮の新聞「東亜日報」に,本人意思に反し強制的に女性を慰安婦にした業者が,日本統治下の朝鮮警察に処罰されたという記事が掲載されている。
ここでは朝鮮内地の生活の苦しい婦女子を誘拐していた奉天の紹介業者を逮捕するため,釜山の警察が奉天に急行したという内容が書かれた,実際の新聞記事の写しを掲載した。

[事実3]規律がくずれていたケースも確かにあった。インドネシア・スマランでのオランダ人女性の場合,慰安所は軍の命令で閉鎖,責任者の将校の処罰,戦後オランダ軍事法廷でも死刑等の判決があった。

[事実4]ホンダ決議案始め慰安婦問題日本非難の殆どは元慰安婦の人たちの証言を根拠としている。この人たちの最初の証言には軍部や行政機関の強制性を示すものなし。対日非難キャンペーンの発動後大幅に変化し,連行したのは最初は業者であったのに,「官憲らしき服装の者」に変わる等,証言が変化した。

[事実5]日本軍に同行した慰安婦達は決して性奴隷ではない。彼女達は当時世界的に常識であった公娼制度の下で,佐官や将軍を遙かに上回る収入を得ていた例あり。又,慰安婦に暴行の兵士処罰の記録有り。軍隊による強姦防止のための慰安所設置は当時の数々の国が行っていた。
(1945 年,アメリカ軍は日本進駐時,強姦防止のため GHQ が日本政府に慰安所設置を要請した事実あり。) 

[コメント]意見広告の序文で,W.P.紙に「慰安婦の真実」という広告が掲載されたが,それは事実より「信仰」に基づいたものと見受けられる,と書かれています。「信仰」という言葉はどんな意味で使ったのでしょう。私は日本人だから,直ぐそれは「間違ったことを真実と思いこむこと」という「甚だ冒涜的な」意味で使ったのだろうと推測しました。(意見広告された方々,私の解釈でよろしいでしょうか。)
しかし,意見広告の読者は米国人をはじめとして,世界中の人達です。信仰心の厚い人達はこの「信仰」の使い方を読んで,どう感じたでしょうか。念のため手元の和英辞書を見ますと " faith " とあります。そして,英和辞典には " the faith " とは「キリスト教」と書いてあります。「信仰」に基づく「慰安婦の真実」という広告が 「事実」を無視し,虚偽や歪曲,偏向,事実誤認から導き出された結論に基づいて生まれたものだ,と言っているのではないかとの疑いを持たれるかもしれないと私は考えます。米国の従軍慰安婦対日非難決議案は信仰から生まれた虚偽の決議案だと日本人は言っていると誤解されないのでしょうか。私は甚だ心配です。

事実1では,軍部や政府が度々慰安婦募集に不正がないよう警告,禁止,通達したらしい証拠を列挙していますが,これは一部の歴史家が言っているように軍部や政府の関与があった証拠であることは明白でしょう。庶民でも大抵は禁止令は不正が横行しているためと感じるでしょう。それが庶民的な感覚です。
意見広告を出した人達は具体的証拠として何を捜したのでしょうか。陸軍大臣が署名捺印した,慰安婦を強制連行して慰安所を作れ,という命令書なのでしょうか。そのようなものがあっても, 1945 年 8 月 15 日には隠滅したでしょう。

事実2も,朝鮮半島では女性を強制的に慰安婦にしたり,誘拐するような事件が横行した証拠ではないか,と庶民なら考えます。

事実3については何なんだろう。私達日本人はこんなに悪い人間ですが,一部は処罰していますから,全般的に不正があったと主張されては困るとでもいいたいのでしょうか。それともこれを公正さを示す事実の一つとして例に挙げたのでしょうか。この場合は弁明などせず,素直に謝罪するより外ないでしょう。

事実4について,慰安婦の女性達は黙っていたけれど,身売りをするに到った経緯が本人の意思ではなく,外部の強制であったと感ずるのは慰安婦となった女性としては当然でしょう。証言が変わるのは,証言する場所,相手によるのでしょう。具体的,かつ客観的証拠があるのかなどと言われても証拠は出しようがないでしょう。証明書を書いて不正をする業者はいませんから。重要なことは被害者として証言する人がいるということではないでしょうか。

事実5について,慰安婦の給料が佐官や将軍より高いことがあったことが,性奴隷でなかったということを示す事実だというなら,金で人間の自由を奪って性行為を強制することが不正ではなくなります。当時の公娼制度が常識であったにしても,砲弾飛び交う戦場の真ん中で軍隊が売春所を設置,管理,運営するというのは当時の世界の常識ではなかったでしょう。又,慰安婦に暴行の兵士処罰の記録有り,とのことですが,庶民の感覚では商売物を壊したから処罰したと思います。軍隊による強姦防止のための慰安所設置は当時の数々の国が行っていたかも知れませんが,自国女性を戦闘中の戦場に連れてきて,売春をさせていたのでしょうか。それはないでしょう。アメリカ軍は日本進駐時,強姦防止のため GHQ が日本政府に慰安所設置を要請した事実あり,と意見広告は世界に広告しています。これって占領中の全ての米軍の行為は不問とすることというサンフランシスコ講和条約第十九条(d)項に違反するのではないかな。

意見広告を出した人達は一体何のために広告を出したのでしょうか。その内容は日本人の知性,道徳性,宗教心,倫理感等を貶めるものになっていると私は感じました。もしこれが日本のために良かれと思ってしたことなら,知日派のマイケル・グリーン元国家安全保障会議アジア上級局長の次の言葉を提示したいと思います。
「事実関係を争っても日本が政治的に勝利することはない。同情されるのは被害者女性だけだ。」
要するに,日本人は自分の首を括るようなことを平気で言ったりしたりするから,恐ろしい。黙っているのが一番損のないやり方ですよ,と忠告しているのでは。

日本人が今やらなければならないことがあるとすれば,国として世界に向かって,従軍慰安婦問題について「事実」を明らかにし,政府が公式に謝罪し,被害女性に慰謝料を払うことでしょう。それで後は対外友好を国是として行動するけれど,余分な金はそれ以上出さないことです。

いつまでも言い訳に終始していたら,米軍再編費の負担が高くつくかもしれません。又,六者協議で,日本に過大な北朝鮮援助を押しつけられた上,拉致問題をうやむやにされるかもしれません。そのための国際的謀略の罠に嵌っている人達がいるのではないか,と私は憂います。
(記入:07/07/16 22:43 藍愛和)

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コメント(34件)

内 容 ニックネーム/日時
>従軍慰安婦問題について「事実」を明らかにし,政府が公式に謝罪し,被害女性に慰謝料を払うことでしょう。

こういう姿勢を「信仰」って言うのだと思いますよ。
事実を明らかされたとき、必ずしも日本政府に責任があることであるとは限らない。しかし結論にかならず「日本政府の謝罪」を持ってくるならば、それは日本政府の悪を信じる信仰以外何者でもないということではないですか?

事実に着眼したいなら、史料を検証してそれにしたがった分析を述べるべきです。証言を用いてもかまいませんが、証言者の言を100%信用せず分析する必要があります(現代の裁判制度でも原告の言い分が100%信じられるわけではありませんよね?)

そうした作業ナシに結果を求めるその姿勢が信仰(宗教、のほうがニュアンス的には合致しますが)だと思いますがいかが?
とおりすがり
2007/07/16 23:52
それならば米軍が犯した罪、広島長崎に原爆投下をはじめ非戦闘要員を含む空からの無差別殺人行為、戦争を終わらせるための正義の戦闘行為なら外交って何だろうという疑問が湧いてくる。

日本は直接米国国民への無差別殺人行為はなかった。壱の女にるま性奴にる。人権問題は日本よりもアメリカにも問題がある。枯葉作戦に見られるベトナム戦争に使われた薬剤の散布はマイクホンダ議員の偽人道主義と売名行為に過ぎない。

また日本に米軍が占領状態にあった時代に米軍占領軍に対する青線区域があった。米軍専用の売春宿があった青線売春宿は存在した事実は歴史に残っている、戦後60年現在生きているとしたら彼女達の年齢は80歳から90歳の高齢になっている。慰安婦問題はそれ以前で90歳から100歳に至っていることを勘案すれば、韓国北朝鮮のでっち上げであることは明白である。目的は偽慰安婦とマイクホンダの政治資金に利用の手段に過ぎない。それならば慰安婦問題と日本の広島長崎の原爆投下とベトナム戦争のドクちゃんベトちゃんの枯葉作戦の犠牲者に対する謝罪と補償を提起を同時に決議すべきである。
翔龍。
2007/07/17 04:25
とおりすがりさん,今日は。
>こういう姿勢を「信仰」って言うのだと思いますよ。

一部日本人がここで,「信仰」という言葉を使うと,「日本人全体」がキリスト教徒,イスラム教徒,ユダヤ教徒,ヒンズー教徒等世界中の熱心な宗教信者を敵に廻すことになるのを恐れます。それは人種差別用語,例えば「ジャップ Jap 」等の用語と同じ用語を各人種に使う以上の反発を受けることを覚悟する必要があるのでは。日本の仏教徒,神道信者も怒るでしょう。「信仰」という言葉のこの使い方は「侵略戦争」を無定義で使う危険性など問題にならないくらいの危険を日本にもたらすことを恐れます。

>事実に着眼したいなら、・・・。

事実といいますが,どんな事実が出たら強制性を認めるかを明示してください。「慰安婦の事実」は世界中の人が知っています。意見広告をした人達が批判した人達もその「慰安婦の事実」についての史料を検証してそれにしたがった分析を述べ,日本にその「慰安婦の事実」を認めよと主張しているのではないかと私は考えます。
藍愛和
2007/07/17 04:42
翔龍。さん,今日は。
>日本は直接米国国民への無差別殺人行為はなかった。

日米戦争は日本の宣戦布告無き真珠湾攻撃から始まり,日本の無条件降伏で終わった歴史上の事実があります。日米関係での如何なる主張もこれ以上に説得力のある主張は日米間には存在しません。
藍愛和
2007/07/17 04:53
藍愛知さんへ
日本がポツダム宣言を受け之で戦争は終わった。そんな単純なものでないと思います。例えば韓国の指導者が変わる度に謝罪要求があります。そして慰安婦問題、米国は慰安婦に対する補償と謝罪を求めています。之が終わらない限り戦争は終結とはいえません。之は戦争終結宣言よりも経済戦争です。しかも慰安婦の子供孫等子孫代々まで続きそうです。現在でも人身売買は中国で行はれています。韓国朝鮮では民間の売春制度の公認は事実です。外道のような韓国朝鮮自称元慰安婦と之に同調するマイクホンダは慰安婦問題にカッコウつけた売名行為にしか思えません。
翔龍。
2007/07/17 07:38
日本語文脈の「信仰」を"the faith"とすることが妥当かどうか。これは分かりません。むしろその点のみを危惧されたのならば、そういう意見もあるのか、でおそらく納得したでしょう。

しかし記事の後段はあきらかに「藍愛和」さんの信仰が見て取れます。信仰とはつまり「正義は我とともにあり」です。正義は我とともにあるわけだから事実がどうであろうと関係ない。

だからこそ前述のとおり、慰安婦問題の責任は日本にあるという結論から反れることができない。なぜならば日本に悪があるとすることが、ではないな。そうではなく悪を糾弾している私(=藍愛和さん)に正義があると信じている。あなたの姿勢はそう見えるのです。そしてその姿勢をこそ信仰と呼ぶのだと思います。
とおりすがり
2007/07/18 00:13
>どんな事実が出たら強制性を認めるかを明示してください。「

どの点の強制性でしょう?

1.日本軍は性病防止や占領地での暴行を防止するために当地に慰安所を置いた
2.当然慰安所には女性が必要なので募集する
3.女衒他の仲介業者が斡旋(?)する

ここまではよいとして仲介業者(女衒)は女性を確保しないといけないわけですが、この段階で、

1.その女性そのものが志願する(募集に応ずる)
2.食うに困った親が娘を売る
3.仲介業者の甘言/詐欺によって騙される
4.有無を言わさず誘拐される
5.日本軍が直接公権力によって徴用する

とりあえずこんなケースがあるとします。

1は問題なしとして、2〜5は当該女性の主観では強制性があった(自ら望んだことではない)といえます。
ところで、2〜4は日本軍あるいは日本政府の責任ではありません。
日本がこの問題で非難されるとする場合、5、のケースが存在するかどうかだと思います。

尤も5のケースでも更に細分化されてきますが、とりあえず5の立証ができるかどうかが分水嶺だと思います。
とおりすがり
2007/07/18 00:34
この問題は十中八九、拉致問題の追求を日本政府にあきらめさせる為の国際的策略だと思う。あまりにもタイムリーだから。
suzuran
2007/07/18 11:21
とおりすがりさん,今日は。
>1.その女性そのものが志願する(募集に応ずる)
>2.食うに困った親が娘を売る
>3.仲介業者の甘言/詐欺によって騙される
>4.有無を言わさず誘拐される
>5.日本軍が直接公権力によって徴用する

戦場にある日本軍駐留地に従軍慰安所を作り非人道的営業行為をさせたという政府・軍部の責任は免れません。

日本軍が直接公権力によって徴用するというケースを更に細分化し,それらを証明する具体的で客観的な根拠とは何かを明示してください。
藍愛和
2007/07/20 13:05
suzuran さん,今日は。
>この問題は十中八九、拉致問題の追求を日本政府にあきらめさせる為の国際的策略だと思う。あまりにもタイムリーだから。

その策略にまんまと嵌って従軍慰安婦問題について,あれこれ強弁している日本人は国の利益のためにしていると考えているのでしょうが,結果は逆に国益に多大の損害を与えていることを知って貰いたいと思います。
藍愛和
2007/07/20 13:11
とおりすがりさん,今日は。
>日本語文脈の「信仰」を"the faith"とすることが妥当かどうか。これは分かりません。むしろその点のみを危惧されたのならば、そういう意見もあるのか、でおそらく納得したでしょう。

念のため申し上げておきますが,WP紙への日本人による意見広告は勿論英文で書かれています。そこに次のような文章があります。

The claims contained in these statements, though, were anything but the "truth." Rather than being base on "facts," they appeared, if anything, to be the products of "faith."
藍愛和
2007/07/20 13:25
(続きです)
The people of Japan have the highest respect for the United States as a fellow democratic nation and as a strong and reliable ally. For democracy to operate effectively, though, the freedom of speech, though, academic research, and religion must be guaranteed so that individual citizens can draw their own appropriate conclusions. To enable this, people must have access to correct facts, rather than fallacies, distortions, biases, and factual errors.
藍愛和
2007/07/20 13:28
(続きで)
上に示した英文ですと, The claims(「慰安婦の真実」という声明文)は "faith" の産物であつて,それは fallacies, distortions, biases, and factual errors(虚偽、歪曲、偏向、事実誤認)から,結論が出されている,と主張しているように誤解される恐れがあります。
藍愛和
2007/07/20 13:38
(続きです)
即ち,"faith" は fallacies, distortions, biases, and factual errors の類似物である,と主張しているように誤解される恐れがあります。

なお, faith をオックスフォード英英辞典で調べました。
1. trust 2. strong religious belief 3. a particular religion: the Christion faith
などと書かれています。そこには,虚偽、歪曲、偏向、事実誤認などと言った,不道徳的とか非倫理的とか言った否定的な意味は含まれていません。

日本人の意見広告は宗教を汚すものと誤解される恐れがあると私は考えます。
藍愛和
2007/07/20 14:04
とおりすがりさん,今日は。
2007/07/16 23:52
>事実を明らかされたとき、必ずしも日本政府に責任があることであるとは限らない。

従軍慰安婦問題について,政府・軍部に責任がないのなら,誰に責任があるのでしょうか。「従軍慰安婦」と言われる女性達自身を始めとした民間人に全ての責任があるのでしょうか。
藍愛和
2007/07/20 18:37
>従軍慰安婦問題について,政府・軍部に責任がないのなら,誰に責任があるのでしょうか。

月並みな反論ですが。
いま、アダルトビデオに出演されている女性たちが性を売り物にせざるを得ない責任は、どこにあるのでしょう?
とおりすがり
2007/07/20 23:16
とおりすがりさん,今日は。
>月並みな反論ですが。
いま、アダルトビデオに出演されている女性たちが性を売り物にせざるを得ない責任は、どこにあるのでしょう?

アダルトビデオに出演されている女性たちが性を売り物にせざるを得ない状況に陥ったことに関係のあるのは誰でしょう。まさか,政府・軍ではないでしょう。もし,政府・軍なら,それらは公的存在ですから当然政府・軍に責任があり,当然非難され,当然罪に服さなければならないように思いますが。
藍愛和
2007/07/21 09:26
翔龍。さん,今日は。
2007/07/17 07:38
>外道のような韓国朝鮮自称元慰安婦と之に同調するマイクホンダは慰安婦問題にカッコウつけた売名行為にしか思えません。

従軍慰安婦問題については日本に責任があります。そのことについては具体的で客観的な事実が沢山あります。日本に責任がある慰安所で働いていた被害者を貶めてはならないでしょう。日本がいくら謝罪しても日本人のその都度起こる謝罪に反する言動が世界に発信されるという現在の,国益に甚大な損害を与える,愚行の繰り返しは,この機会に打ち止めとしましょう。それがもっとも国益にかなうことであると私は考えます。
藍愛和
2007/07/21 09:39
日本語で「信仰」,英語で "faith" は同じ意味の単語ですが,日本人の宗教に関心の薄い人達の「信仰」の意味するものと,外国の普通の人達の "faith" の意味するものとは違うと思います。「信仰」の文例は直ぐ思いつきますが, "faith" については英語の苦手な私には自分で思いつくのは不可能です。

たまたま読んでいた,
Dean Koontz "Sole Survivor" Bantam Books
に次のような文章がありました。

"Someday you will be," she said, for in spite of everything, she remained a woman of faith.
藍愛和
2007/07/22 06:56
(続きです)
これは事故で一度に娘と二人の孫を失った母親が,
「私は独りではなにも出来ません。 私はほんとに妻と一緒にいたいのです。子どもと一緒に居たいのです。」と嘆き悲しむ娘婿に話しかけた言葉で,その時の彼女の心情を描写した文章です。

訳しますと,

「いつの日か,貴方の望みはかなうでしょう。」と彼女は言った。あらゆる出来事にも係わらず,彼女はやはり信仰心の篤い女性であったので。

とでも,なりましょうか。
(間違いがありましたら,原文を読まれた方は御叱正下さい。)

"faith" というのは,意見広告を出した人達の使い方とは全く逆の「変わらぬの神への信頼」という意味に使うのが普通であるように思います。
藍愛和
2007/07/22 06:59
(続きです)
なお,手元の日本の出版社の英和辞典では "faith" の意味を次のように説明しています。

faith: 宗教に対する信仰のように理性的には支持できなくとも,盲目的に完全に信頼すること

これでは意見広告を出した人達があのような "faith" の使い方をするのも無理はありません。

ある外国語に堪能な人が言いました。「外国語は辞書で調べなさい。一冊ではなく,出来るだけ多くの辞書で。」

辞書の説明を鵜呑みにしないことが肝要なように思います。
藍愛和
2007/07/22 07:02
<戦場にある日本軍駐留地に従軍慰安所を作り非人道的営業行為をさせたという政府・軍部の責任は免れません。
こんばんは、はじめまして。
戦争において女は戦利品というのが普通というのが当たり前でした。今では考えられませんよね。戦場に行くのは体力性欲の盛んな時期の男ですから2年3年と奥さんや恋人を同伴できればいいのですがね。ベトナムでも慰安婦はいたし韓国軍による性暴行も多かったと聞きます。若い男が命の不安を感じながら欲求不満状態になると乱暴になるそうです。年寄りのお坊様かMr.レディが兵隊になればいいですよね、ほんとに。 
ななし
2007/07/24 03:49
私の義父は戦争に行きました。日本軍人は略奪暴行を厳しい禁事としていたそうです。当時、日本はもちろん世界中に売春業が当たり前にありました。戦時下で貧乏な人も溢れていた時代でした。日本も子沢山な農家の娘が高額な戦場売春婦として出ています。若い兵士は給料の3分の1を衛生の確かな慰安所で支払って3分の1を家に送りました。彼らの命のお金です。朝鮮の売春婦の気の毒なのは仲介人が彼女らの金を持って逃げたことです。それと敗戦国協力人が戦後祖国民から非難されたのはフランスなどでもありますね。現代の私には複雑で不幸な時代だったとしかいえません。失礼しました。
ななし
2007/07/24 03:50
>戦争において女は戦利品というのが普通というのが当たり前でした。
すみません、戦争において女は戦利品というのが当たり前でした。と訂正。 これは管理人様の得意分野の歴史をめくった話です。私の知識では底がしれてますので突っ込まず一般論として受け取ってくださいね。長々と申し訳ありませんでした。
ななし
2007/07/24 04:05
私も素人です。決して歴史が得意なわけではありません。知らないから一生懸命勉強して,原資料を読むことにしています。

日本の従軍慰安婦問題の特異な点を幾つか挙げます。

1.政府・軍が直接設置・管理・運営・指導等に当たっていたこと。
2.従軍慰安婦は主として同国人の日本人であったこと。当時朝鮮半島の朝鮮民族や台湾人は日本人でした。
3.彼女達の収入は現在のお金に換算すると日本人公務員のおよそ三倍であったこと。
4.砲弾飛び交う実戦場の軍の駐留地に設置されていたこと。
5.日本軍人だけを対象としていたこと。
6.日本軍の占領地の至る所に慰安所が設置され,およそ10万人とか20万人とかの女性が売春を強制されたこと。
藍愛和
2007/07/24 10:52
(続きです)
日本軍人は略奪暴行を厳しい禁事としていたということはそれだけ軍規が乱れ,略奪暴行が横行していたであろう,と推測するのが一般庶民の感覚ではないでしょうか。

戦後の闇米の取り締まりが厳しかったことはよく知られていますが,日本人で闇米を売買しなかった人は当時栄養失調で死亡した検事さんを含めて,ごく僅かでしょう。
藍愛和
2007/07/24 10:59
コメントありがとうございます。
軍規が乱れて規制というのでなく、非日常の戦場には人間の弱さも出やすい事を考慮して、国際法を順守し厳しい外地戦であっても日本人として誇りを持って任務にあたるよう戒められたと聞いております。今の日本人と同じように、ルールを守ろうと努め人が見ていなくてもくそ真面目な仕事をする気質はあった、というより現代人より真面目な人が多かったと祖父の年代の方々をみていて感じます。たとえば中国製品のお金の為に何でもありなニュースが次々に出ていますが、広い中国では騙しても売りさばけば儲けられるという事が長く受け継がれた結果と思います。日本ではまず信用が大切です。外地であっても心せよと戒めたわけです。日本人の中でも刑務所に入る人がわずかな確立で存在する事は否定しませんが、これは日本に限ったことではありませんね。
ななし
2007/07/24 17:08
>戦後の闇米の取り締まりが厳しかったことはよく知られていますが,略
根本欲求があるのに非現実的なルールがあっても守られません。日本は一般人への性暴行を戦場から除くため業者による慰安所を許可して、おそらく現代までの戦争でもっとも一般人への性被害は低かったでしょう。物事には表裏があり、私も飢餓死より闇米を求めることでしょう。慰安所の公娼の身の上も大変気の毒ですが、外国の記録に出ない多くの強姦もおぞましいものですね。
ななし
2007/07/24 17:08
ななしさん,今日は

日本軍がアジアの多くの地域に進軍し,何をしたかはアジアの人から聞くのも大切ではないでしょうか。

「従軍」慰安所の特異性は前に申し上げました。慰安所設置の目的の一つに性病のため日本兵が戦争出来なくなるのを予防するためでもあったと言われているようです。強姦によっても性病になることがあるのでは。
藍愛和
2007/07/25 06:55
横レスですが・・
結局は戦争ではどの国も似たり寄ったりで、戦士の性欲にどう対処するべきか、という命題であり、ソレを日本では携帯電話よろしく、連れ歩いた、動く慰安所、ということだったので奇異な取り扱いを受けている、という見方も出来るのでしょうか。
suzuran
2007/07/25 11:46
それにしても米国もよくこれだけ堂々と非難決議を可決できたのか、最大の目的は彼等と打算が一致した、ということでしょう。拉致問題をトーンダウンさせる為に。
かつて英米はアフリカ黒人を生け捕りにして拉致し、奴隷として売りさばいた暗黒の歴史がありました。そのせいか、アフリカは今でも混迷を続け消耗している。
さらに人類初の原爆投下という重大な国際法違反をしておきながら、奇天烈な慰安婦システムを実行した日本、を「世にもまれなる人権侵害」という扱い。
謙虚を旨とするキリスト教徒らしからぬ、恥知らずぶりだ。
suzuran
2007/07/25 11:54
suzuran さん,今日は。
>連れ歩いた、動く慰安所、ということだったので奇異な取り扱いを受けている、という見方も出来るのでしょうか。

日本軍の従軍慰安婦の特異性は幾つかあり,前述しましたが,「連れ歩いた」というのも確かに異常ですね。

連合国に対しては,宣戦布告無き真珠湾攻撃と無条件降伏という二点セットに優る説得力ある主張を日本はすることができない,という弱味があります。

そして,従軍慰安婦問題は日本人拉致問題とか米軍施設移転費問題とか北朝鮮支援問題とかの絡みで日本の譲歩を引き出す狙いがあると思います。

日本の首相は公式に謝罪し,被害者に弁償するが,他の問題との取引には応ぜず,正当な主張をする必要があると思います。

北朝鮮支援は相手の出方にもよりますが,最終的には韓国並みとなるように思いますが。素人の独断と偏見ですけど。
藍愛和
2007/07/25 16:11
>アダルトビデオに出演されている女性たちが性を売り物にせざるを得ない状況に陥ったことに関係のあるのは誰でしょう。まさか,政府・軍ではないでしょう。

まったくですね。同感です。
現代の例示に対しては真っ当な回答ができるのに、これが戦前の慰安所に関する話題になると判断が180°転回してしまうのは何故なのか、理解に苦しみます。
とおりすがり
2007/08/01 23:33
とおりすがりさん,今日は。
>現代の例示に対しては真っ当な回答ができるのに、これが戦前の慰安所に関する話題になると判断が180°転回してしまうのは何故なのか、理解に苦しみます。

別に苦しむことはありません。例示されたアダルトビデオの女性と軍・政府とは関係がありませんが,日本軍従軍慰安婦の女性と軍・政府とは関係があります。違いは明白なように思いますが。
藍愛和
2007/08/02 13:24

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