日本の対外戦争と世界の情勢

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zoom RSS 侵略戦争の定義

<<   作成日時 : 2007/07/13 22:30   >>

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「日本の対外戦争と世界の情勢」というタイトルで, BLOG 記事の公開を続けていますが,侵略戦争について,私なりの定義を考えました。

侵略戦争の定義:
侵略戦争というのは,勝利後において新しく領土や利権を獲得した戦争のことである。

一例として,イラク戦争について考えてみます。
米国は9.11テロ攻撃を受けた結果,イラクに宣戦布告し,イラクを攻撃し,フセイン前大統領を逮捕し,イラク人法廷は裁判の結果死刑宣告をし,絞首刑を執行しました。
しかし,イラクは現在シーア派とスンニ派との抗争や,駐留米軍に対する抵抗闘争が継続しており,殆ど内戦状態であり,イスラム教徒の対米抵抗戦争の最中であると考えることができるでしょう。
今後の見通しとして,早晩,米軍はイラクから撤退するでしょう。その場合イラクのフセイン派が米国に対して戦争を継続するとは考えにくいでしょう。

結局,イラク戦争の勝敗をどう判定することが出来るでしょうか。私はフセイン政権打倒に成功し,一応民主主義的選挙によって,イラク人政権を誕生させることが出来た米国はイラクに勝利したと私は判定します。
イラクは自国に侵入した米軍を撃退するでしょうけれど,国境を越えて米軍を追撃できないし,報復テロを継続することもできないでしょう。イラクは米国に敗退したと私は判定します。

将来の出来事を含む一つの予想ですから,もちろん私の判定が正しいか,どうかは時間が経たないとわかりません。しかし,一応,今日の時点でイラク戦争について,侵略戦争か否かを考えてみます。勝利したのは米国ですから,イラク戦争はイラクの侵略戦争ではありません。勝利した米国は侵略戦争をしたのでしょうか。それは未だ結論が出せません。
しかし,時間の経過と共に,もし米国がイラクで領土や利権を獲得したというような事実が発覚すれば,イラク戦争は米国の侵略戦争です。そして,もし米国がイラクで領土や利権を獲得したというような事実がないことが明白となれば,イラク戦争は米国の侵略戦争ではありません。

しかし,イラク戦争の開戦根拠について米国に錯誤とか捏造とかがなかったのかどうかが問題となるかも知れません。

もし,開戦根拠について米国に錯誤とか捏造とかが有った場合,それを証明することができるのは米国自身だけでしょう。その場合は米国は謝罪し,イラクに与えた損害について弁償しなければなりません。弁償すれば,イラク戦争を米国の侵略戦争とは呼ばなくても良いのではないかと私は考えます。錯誤とか捏造とかがありながら,米国がそれを認めようとしないことがあるかも知れません。しかし,そのような反省のない対応は「独善的」米国支配体制の終わりの始まりを惹起することになるでありましょう。
(記入:07/07/13 22:27 藍愛和)

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パル判決の「勧告」を読む 2.全員無罪
極東軍事裁判におけるパル判決文中の「勧告」について,共同研究「パル判決書(上),(下)」東京裁判研究会 講談社学術文庫や,朝日新聞法廷記者団著「東京裁判」(上中下三巻) 東京裁判刊行会,インターネットの Wikipedia 等を参照しながら,考察を続けたいと思います。 共同研究「パル判決書(下)」東京裁判研究会 講談社学術文庫からパル判決の「勧告」の最初に書かれた文章を引用します。 ...続きを見る
日本の対外戦争と世界の情勢
2008/01/22 16:22

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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
とおりすがりさん,今日は。

原爆投下の是非について:
http://bugswebblog.at.webry.info/200707/article_9.html
内のコメント欄,
とおりすがりさん 2007/07/13 01:10  
>アメリカに自衛戦争の側面は0ではないと考える私にとっては、藍愛和さんの「肯定することも地球人には許されないこと」という発言によって私は人外に堕ちたということでもあります。

上に公開した私の記事をご覧になれば分かるように,私の定義によれば,寧ろ米国のイラク戦争は侵略戦争でない確率もありますよ。そしてその確率は小さくないと思います。私は米国の良心を信じたいです。
藍愛和
2007/07/13 22:32
お招きにあずかりおじゃま致します。

定義だけの話をしますと、私は
>かくて、国境紛争などでは、互いが、"相手の行為は侵略、自身の行為は自衛"、となります。
がやはり一番はっきりとします。つまり当事者の主観次第、ってことですね。

ところで視点を変えれば米国ほどの侵略国家はありません。その成立からして侵略です。移民国家というのは即ち侵略国家ですよね。

それでは日本は違うのか?そんなことはなく、神話の時代、おそらく日向王国が東に勢力を伸ばし出雲王国を滅ぼし、大和の礎を築いたのかもかもしれません。そうするとこれもまた侵略国家ですよね。

突拍子もないとお感じでしょうが、当事者の定義次第によって侵略という語はいかにでも用いることができる。ということをご理解頂けるとうれしいです。そして私が最初にした指摘は、その当事者の定義によっていかにでもなる語を使用して、人として許されない、と断言することは危険なのではないか?ということです。

とおりすがり
2007/07/14 00:12
藍愛和さんのブログをざっと見ましたが、この話題、実は4月に終了しておりますね…

藍愛和さんの
http://aiaiwa.at.webry.info/200704/article_7.html
の記事ですが、この元の罵愚さんのページの
http://bugswebblog.at.webry.info/200704/article_3.html
のコメント
 2007/04/29 23:16
 2007/04/30 21:58
あたりが、今回の議論の内容とかなり類似しています。
とおりすがり
2007/07/14 00:34
とおりすがりさんは罵愚さんのなりすましといことは皆知っています。ばれていないと思っているのは本人だけ。
検証委員
2007/07/14 10:31
検証委員さん,今日は。

コメント有り難うございます。

とおりすがりさんと罵愚さんが同一人物か,別人かについては,私には現在決めようがありません。

現状では別人として,御返事申し上げています。
藍愛和
2007/07/14 13:02
とおりすがりさん,今日は。
>そして私が最初にした指摘は、その当事者の定義によっていかにでもなる語を使用して、人として許されない、と断言することは危険なのではないか?ということです。

もし,侵略戦争という用語をとおりすがりさんのおっしゃるような語であるとして,使用できないという事になれば,大変不便でしょう。

どんな用語も使う当事者によって意味が異なるでしょう。だからこそ,当事者は自分の定義を明確にしてほしいと思います。
(続く)
藍愛和
2007/07/14 15:05
(続きです)
侵略戦争の定義を明示して,そのような侵略戦争を肯定することは人として許されない,というように私は主張しているつもりです。
侵略戦争という用語を使った「主張」について矛盾があることを指摘されることは,私としては歓迎します。私自身の勉強になりますから。
(なお,侵略戦争は明確に悪い,と私は考えていましたから,侵略戦争の定義をしませんでしたが,とおりすがりさんの御指摘を受けて定義を明示しました。)

しかし,「侵略戦争という語を使用して、人として許されない、と断言することは危険なのではないか?」と,とおりすがりさんがおっしゃりたいのであれば,私としては戦争について議論のしようがなくなるのですが。
藍愛和
2007/07/14 15:10
ではまず「侵略戦争は人として許さない」と"単に"述べることは誤解を与える危険性が高いという私の主張はまず理解されたということでよろしいのでしょうか?

その上で「許されない戦争というのはどういうものか?」を議論したい。ということを言われていると考えて間違いないでしょうか?
とおりすがり
2007/07/14 22:15
とおりすがりさん,今日は。

おっしゃる通りです。わたしからも提案があります。

過去・現在・未来にわたって地球上の全人類を含んだ時空間を舞台として,戦争について議論したいと私は思います。

御同意頂ければ幸いです。
藍愛和
2007/07/15 07:26
>おっしゃる通りです。
ご理解ありがとうございます。

しかしながら後段の提案ですが、もうしわけありませんが辞退します。そんな壮大な話についていく体力はありません。強いて言うなら「二人いれば相争い、三人いれば派閥ができる」くらいしか申しようがありません。
そんなわけでご容赦ください。
とおりすがり
2007/07/15 22:47
とおりすがりさん,今日は。

体力がないから,国家間の何億人という人間集団の何千年間もの歴史に起因する行動である戦争について,二人や三人の一時の争いとして議論したいということですね。

パスカルは言いました。「人間はひとくきの葦にすぎない。だが,それは考える葦である。考えることによって,人間が宇宙をつつむ。」

私の提案を辞退されるということですので,再提案します。

とおりすがりさんは自身の方針で私の主張についてコメントしてください。私は私自身の方針でとおりすがりさんの主張についてコメントします。このようなやり方で戦争について議論したいと私は思います。

御同意頂ければ幸いです。
藍愛和
2007/07/16 08:06
目的がよく分からないし、契約するつもりもないので、同意云々については非回答とさせていただきます。

つまり、コメントしたければするでしょうし、そうでなければ放置するでしょう。議論の維持を保証するつもりもありません。維持されるかどうかはその内容と状況(個人的な時間など)によります。都合が悪くなって逃げる可能性だってもちろんあります。

そういうことなのでご理解ください。
(そもそも私にとってこの議論における戦略目標(?)は達成されているので、これ以上深入りする理由はあまりないのです)
とおりすがり
2007/07/16 13:29
とおりすがりさん,今日は。

とおりすがりさんは既に,目標を達成されているらしいので,御満足と思います。

私も良い勉強が出来ました。

やる気の無い方との議論は私も気が進みません。これで打ち切りとすることを提案します。

これに懲りず,又お寄り下さい。
藍愛和
2007/07/16 20:46
>やる気の無い方との議論は私も気が進みません。
もうしわけありませんな(笑)
最後に私も捨て台詞がてら一言。
せっかくblogを運営されているのですから、私のみに照準を絞らず、他の読者も意識して、自身の主張を問いかけていけばよろしいかと思います。そうすれば私になんら約束を迫ることなく、自由に本文なりコメントがかけるのではないでしょうか?
もう少し肩の力を抜かれたほうがよいような印象をうけました。

それではまた。
とおりすがり
2007/07/16 21:50
外野ですから、返答は結構ですが、とおりすがりさんはいつもの通り、ねっちこいですね。
だから、罵愚さんにまちがいない!
検証委員(第三者委員)
2007/07/17 19:40
お褒めに預かり光栄ですw
とおりすがり
2007/07/19 23:04

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