平和憲法は骨抜き憲法なのか?http://bugswebblog.at.webry.info/200704/article_3.html について。 罵愚さんのこの記事に対して,コメントを書きました。この問題について今後とも議論したいので,そのコメントをここに再録して, TB 記事とします。 [コメント] 罵愚さん,今日は。 平和憲法改正を願っているのは,米国自身なのでは。イラク派兵は米国の要請でしょう。 サンフランシス平和条約第十九条によって戦争から生じたすべての請求権を日本は放棄しました。 サンフランシス平和条約第二十六条によって,北方四島・竹島・尖閣諸島の帰属次第では沖縄等旧占領諸島が又米国の領土となる可能性が残っています。 北方海域,李承晩ライン,外国による拉致等の問題について武力による解決を目指すのは,戦前居留民保護の名目でシベリア出兵,対中戦争拡大等を繰り返した軍部の行動の再来となる恐れがあります。我々日本人はこれらの問題について国際世論を味方につける努力をしつつ,相手国をこちらのペースに引き込むのが最善と思います。これらの問題解決のために憲法改正するという考え方を多くの国民は受け入れないと思います。 憲法改正は国民の政府にたいする権利を拡大するために行われべきであるというのが私の信念です。国民の権利を抑圧し,義務を拡大するのは政府の希望であって,国民の希望ではありません。 |
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