日本の対外戦争と世界の情勢

アクセスカウンタ

zoom RSS 温家宝首相の国会演説

<<   作成日時 : 2007/04/13 09:28   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

温家宝首相の国会演説について,私なりの分析をしたいと思います。

中国の温家宝首相による国会演説要旨(新聞報道から)
1.安倍晋三首相の中国訪問は氷を割る旅であったと言うならば,私の訪問は氷を溶かす旅となるよう願っている。友情と協力のために貴国に来た。
2..日本が発動した侵略戦争は,中国人民に言葉で言い表せないほどの傷と苦痛を残した。日本国民にも莫大な苦痛と痛みを与えた。
3..侵略戦争の責任はごく少数の軍国主義者が負うべきだ。一般の日本国民は被害者で,中国人は日本国民と仲良く付き合わなければならない。
4..日本政府と日本の指導者は何回も歴史問題について態度を表明し,侵略を公に認め,被害国に深い反省とおわびを表明した。これを中国政府と人民は積極的に評価する。日本側が態度の表明と約束を実際の行動で示すことを希望する。
5.中国の改革開放と近代化建設は日本政府と国民から支持と支援をいただいた。これを中国人民は忘れない。
6.両国の指導者は戦略的互恵関係の構築で合意した。
7.台湾問題の平和的解決を目指すが,「台湾独立」を絶対に容認しない。日本側には,問題の高度の敏感性を認識し,約束を厳守し,慎重に対処するよう希望する。
8.東海(東シナ海)を平和,協力,友好の海にすべきだ。
9.両国経済は相互補完関係にある。両国経済の発展は双方にとって脅威ではなくチャンス。
10.中日両国は北東アジアの平和と安定を維持,アジアの振興に取り組む必要がある。
11.国連改革を含む重要な国際問題と地域問題について,日本側と対話と意思疎通を強化する用意がある。
12.中国は平和的な発展を堅持する。

1について
日中反目は両国に取って害があっても,益は殆どないでしょう。反目が終結することは容易ではないでしょうけれども,両国関係が健全に成熟する方向に進むことは良いことです。
2について
日本の対中戦争によって,日本が中国国民に多大の物質的損害と精神的苦痛を与えたことに対して,日本国民の一人として私は謝罪したいと思います。
3について
日本は一億一心火の玉となって第二次世界大戦を戦いました。日本人の多くは侵略戦争の責任がごく少数の軍国主義者にだけあるとは考えていません。日本人は加害者であります。日本人の与えられたた莫大な苦痛と痛みは自業自得でありますが,結果的にそれが戦後のアジアの開放と発展を招来し,世界の植民地解放につながったことには,不幸中の幸いとして日本人は傷心を慰めています。日本人の大多数は先の大戦について言い訳をする意志をもっていません。
4について
日本は 1945 年 8 月 15 日以降,平和的な民主主義国家の建設に努めました。世界の多くの国が日本の戦後の歩みを正当に評価したので,サンフランシス平和条約による国交回復や日中国交回復,日韓基本条約の締結,日ソ国交回復がなされた,と私は考えます。日本は謝罪し,それを行動で示して来ました。日本は今後とも当時の精神を忘れることなく国際貢献に努力するでありましょう。それが今後日本の平和と発展にとって欠かすことの出来ない方針でありましょう。
5について
新しい発想が中国にも生まれつつあるということでしょう。
6について
戦略的互恵関係とは時事ドットコム:時事ワード解説:http://www.jiji.com/jc/zc_p?k=2007041100607&rel=y によりますと,
「地域の安全保障や経済、環境、エネルギーなど幅広い分野で、共通の利益を目指すという日中両国の関係。」とあります。
7について
台湾問題は中国の国内問題であると共に,世界の超大国米国の世界戦略の問題でもあります。日本も又自国の安全保障上台湾問題に重大な関心を持たざるをえません。
8について
東シナ海が争いの女神エリスのリンゴとならないよう注意しましょう。譲ることのできない一線はありますが,国益にのみ目が眩んで悔いを千載に残すことのないよう注意しましょう。油田問題でも,それが経済的に国益に資するのか判断する必要があります。
9について
日中友好は千年変わらぬの日本の外交方針であって欲しいです。
10について
日中両国はアジアの平和と安定の為に貢献しなければならないでしょう。自国の発展だけを追求してはならないと思います。
11について
国連改革を含む重要な国際問題と地域問題について,中国が日本側と対話と意思疎通を強化する用意がある,のならば日本も又中国側と同様の対応をしなければならないでしょう。独善と孤立は自分にも他者にも害毒しか与えないことを銘記しましょう。
12について
「中国は平和的な発展を堅持する」という中国側の決意表明を歓迎すると共に,日本も又平和的な発展を目指さなければならないでしょう。

以上を要約すれば,中国は日本と戦争して利益になることは何もないでしょう。中国を恐れる必要はありません。日本は中国 13 億の国民と広大な国土に敬意を表すると共に日中平等の原則を堅持する限り,日中関係の将来を悲観する必要はないのではないかと考えます。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
温家宝首相の国会演説 日本の対外戦争と世界の情勢/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる