日本の対外戦争と世界の情勢

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zoom RSS 日露戦争・その一

<<   作成日時 : 2006/05/31 11:15   >>

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日露戦争(1904(M37)/2-1905(M38)/9)前の明治36年中の日露清韓の外交交渉について、外務省編纂・外務省蔵版 日本外交文書 第三十六巻自明治三十六年一月至明治三十六年十二月 第一冊 日本国際連合協会発行やインターネット等を参照しながら調べたいと思います。インターネットで検索して、「日露戦争1904年(明治37年)2月 〜 1905年(明治38年)9月」: http://www.mars.dti.ne.jp/~yotumoto/nisin-nitiro/nitiro.html と、「日露戦争 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』」:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%9C%B2%E6%88%A6%E4%BA%89 を得ました。日露戦争について概括するには便利かと思います。

日本外交文書 第三十六巻自明治三十六年一月至明治三十六年十二月 第一冊 より。(各文書の最初にある [2/3五六]等は[1903(M36)年2月3日付け文書五六]等を表します。
事項二 満州に関する露清協約一件
[2/3五六]小村寿太郎外務大臣より在清国松井慶四郎臨時代理公使宛 旅大租借続約本文その他入手方の件(以下略)
[2/8五七]在清国松井臨時代理公使より 小村外務大臣宛 遼東半島租借地に於ける主権問題及び租借期限に関し清国政府に問い合わせの件(以下略)

[2/21五九]在清国内田康哉公使より小村外務大臣宛 遼東半島租借地に於ける主権並びに租借期限に関し続約の有無清国政府へ問い合わせに対し同政府より回答を送り越したる件 明治三十一年遼東半島租借条約締結の後同租借地内に於ける主権並びに租借期限に関し続約を締結したる事ありや否や閣下の電訓に基づき松井臨時代理公使より覚え書きを那桐に交付し正確の回答を求めたる次第は(中略)。又前年許大臣は矢野公使の質問に対し清国兵は金州より撤退し露国兵を以て之に代らしむ可しとの事は最初の規定にて後に之を削除したる赴き相答え候由にて之有り候得共別紙乙号写しの通り右の取り極めは矢張り続約中に存在致し居り候。右は取り敢えず本日第十九号を以て電報致し置き候得共別紙写し相添え茲に具申に及び申し候。
(附属書一)甲号 外務部回答覚え書き写し(中国語の本文は略します) (附属書二)乙号 旅順大連租借続約写し(中国語の本文は略します) (右訳文)(前文略)
第一条 原約第二条の露国に租与の旅順口及び大連湾遼東半島の陸地は北界遼東西岸亜当湾の北より亜当山脊を穿ちて(山脊も租地内)遼東東岸皮子窟湾の北尽に至る租地付近の水面、陸地、周囲の各島も俄国の使用を准す。両国は委員を派し実地に就いて境界を定む可し。
第二条 北京締約第五条の隙地は本約第一条区域の北界に始まり西は蓋州河より岫巖城を経て大洋河に至る河の左岸に沿いて河口に至る区域たり。而して河は隙地の内に属す。
第三条 露国は西伯利亜鉄道枝線の終点は旅順大連に至るも半島海岸の別所に至らざる事を承允す。又両国は此の支線経過地方の鉄道利益を別国人に譲与せざる事を約す。清国の山海関鉄道を延長して此の支線付近に至るは露国の干預せざる事を諾す。
第四条 露国は清国の請により清国自ら金州城の政治を行い、警察を設くる事を允すも清国兵は金州を退き露国兵之に代わる。金州城の居民は金州及び租界北界に至る各道路を往来し並びに俄国に使用を許したる水を日常需用するの権あるも但だ海岸兼用する事無し。
第五条 清国は左の事を承允す。 一 露国の承諾なく隙地を別国人に譲与又は使用せしめず。 二 隙地東西の沿海港湾を別国通商場と為さず。 三 露国の承諾なく隙地内に造路、開礦、及び工商に関する利益の譲与を為さず。
第六条 以上の各条は清文露文正本各一通を作り両国全権大臣記名押印し見解に争いあれば露文を以て証とす。光緒二十四年閏三月十七日(露暦千八百九十八年四月二十五日我明治三十一年五月七日)

[2/28六十]在清国内田公使より小村外務大臣宛 東清鉄道会社の吉林省に於ける材木伐採(三月十二日接受)及び石炭採掘権に関し回答の件 (以下略)
[2/28六一]在牛荘瀬川浅之進領事より珍田捨巳総務長官宛 金州半島租借条約締結に関する在露清国公使の奏稿送付の件 (以下略)
[4/14六二]在清国内田公使より小村外務大臣宛 露兵の撤退に関する在露清国公使よりの情報通報の件 
Peking 14-4-'03 7-56 p.m. Rec'd., "-"-" 10-26 p.m.
Komura; Tokio
48. 陶大均 secretly informed me that a telegram had been received at 外務部 四月十三日 from Chinese Minister to Russia to the following effect:-
Russian Minister for Foreign Affairs stated that second evacuation will be effected in accordance with the stipulation of convention; at the same time, he has instructed Russian Chargé d'Affaires in China in regard to a certain affair. What affair is meant is not clear. (以下略 五六〇文書参看)  Uchida (概訳: 陶大均は、清国大臣からロシアへの電報が外務部で受け取られたと秘かに知らせてきた。その主旨は次の通り:- 露国外務大臣は、第二次撤兵は条約の条件に即して行われる、と述べた。同時に外務大臣は清国内のある問題についての露国の要求も示した。それがどんな問題かは明らかでない。) (日本語、フランス語交じりの英語で、おまけに affair が 4回、 effect が 2回出てきて、 he が誰かも全く clear でない。恐らく、清露間は仏語でやりとりしているのでしょう。私のこの概訳について皆様方の御教示をお願いします。060531 10:30藍愛和)
[4/19六三]在清国内田公使より小村外務大臣宛 露国の要求拒否及び露兵の撤退請求方慶親王勧説に関し請訓の件 (以下略)
[4/19六四]在清国内田公使より小村外務大臣宛 露国の重大なる対清要求に関する情報の件(一)(二) (以下略)
[4/20六五]小村外務大臣より在清国内田公使宛 露国の重大要求に関し慶親王に警告方訓令の件 (以下略)
[4/20六六]在清国内田公使より小村外務大臣宛 在満露兵の第二期撤退の模様に関し慶王談話の件 (以下略)
[4/20六七]在清国内田公使より小村外務大臣宛 露国代理公使よりの対清七ヶ条要求に関する件 (以下略)
[4/21六八]在清国内田公使より小村外務大臣宛 露国の対清七ヶ条要求に関し慶親王談話の件(一)(二) (以下略)
[4/22六九]在英国林菫公使より小村外務大臣宛 露国の満州撤兵遅延等に関し「ブッシュ」商会が英国与論喚起運動を起こしたるに付き日本の対満政策通報方稟請の件 (以下略)
[4/23七〇]在清国内田公使より小村外務大臣宛 露国の対清要求に付き問い合わせの為在清英国代理公使来訪の件 (以下略)
[4/23七一]在清国内田公使より小村外務大臣宛 露国要求に対する清国の態度に関し慶親王談話の件 (以下略)
[4/24七二]在英国林公使より小村外務大臣宛 英国は清国に対し露国の新要求を拒絶する様在清同国代理公使をして勧告せしめたる件 (以下略)
[4/24七三]在清国内田公使より小村外務大臣宛 露国の要求は断然拒絶する様慶親王に勧告の件 (以下略)
[4/25七四]在天津伊集院総領事より小村外務大臣宛 露国要求拒絶方袁世凱より皇太后に上奏の件 (以下略)
[4/25七五]在清国内田公使より小村外務大臣宛 露国の対清要求拒絶方勧告に付き在清英国代理公使来訪並びに日英米間協同に付き請訓の件 (以下略)
[4/25七六]在清国内田公使より小村外務大臣宛 露国の対清要求七個条記載の公文写し入手の件(一)(二)(三)(四) (英語の本文は略します) (右訳文)
 露国の新要求(三十六年四月十八日露代理公使
 より清国政府に送りたる公文に於ける)
第一条 露国より清国政府に還付すべき彊土のいずれの部分たりとも就中営口並びに遼河の水域に於ける部分は如何なる事情に於いてするを問わず他の何れの国にも売り渡し又は貸与せらるることなかるべし。他国に向かいて右様の売り渡し又は貸与をなすことは露国に対する恐嚇と看做さるべく。従って露国は己の利益を保護する為断然たる措置を執る可し。
第二条 蒙古全体に於ける現今の政治組織を変更することなかるべし。若し何等の変更あるときは人民の暴起並びに露国国境一帯に亘るの騒乱等の如き望ましからざる事態を生ずべきにより本事項に関しては至甚の注意を用うべきこと。
第三条 清国政府は露国政府に予告せずして自己の発意により満州に於いて新たに港口又は城市を開き又は右様の市港に於いて外国領事の駐在を許すことなかるべきこと。
第四条 清国に於いて何等行政事務の為外国人を聘用することあるも右外国人の権力は北部地方に於ける事項には及ぶことなかるべし。(北部地方とは直隷省をも包含するの意なり。)此れ該地方に於いては露国の利益優越なるを以てなり。若し清国にして北部地方に於ける各般の行政事務の為外国人を聘用せんと欲するときは露国人の管理の下に特別の官局を設くべし。例せば清国もし礦務のために外国人を聘用することあるとも右外人は蒙古及び満州の礦務に対しては何等の権力をも有することなく、是等の事務は全然露国技師の手に委ねらるべきなり。
第五条 露国は営口及び旅順口に於いて並びに洽ねく盛京省を通じて電信線を有せり。而して之を営口及び北京間の清国電柱上に架設せる露国の電線と通聯することは至大の緊要に属せり。依って前述営口並びに盛京省内各処電線の存する限りは営口北京間の電線も亦維持せらるべきものとす。
第六条 営口に於ける税関の収税金は同地が清国地方官に交還せられたる後も猶現今の如く露清銀行に預け入れらるべきものとす。
第七条 占領中露国臣民及び外国会社が満州に於いて正当に獲得したる権利は撤兵後も故障なく存在せしむべし。且つ又鉄道通過の各地方に於ける民衆の生命を安固にすること、露国の義務たるを以て鉄道列車に依る旅客及び貨物の輸送に伴い流行病の北部地方に蔓延するを防ぐが為至好の方法を講ずべし。税関長並びに税関医には露人を採用し総税務司監督の下に置くべし。該員等は忠実に其の職務を行い海関の利益を保護すべく且つ流行病の露国領域に蔓延するを防ぐが為充分尽力すべし。前記の官職には露国人以外の外国人を採用すべからず。右の外別に衛生局を設け海関道を長官とし外国領事税関長税関医並びに東清鉄道会社代理人を以て参事員とすべし。該局の設立と其の事務の経理に関しては海関道は露国領事と協議すべく、又海関道は之が費用を得る為の最良の方法を講ずべし。(本条は甚だ長文にして意義明晰ならず。以上は唯概訳なり。)

[4/25七七]在英国林公使より小村外務大臣宛 満州還付問題に関する件 (以下略)
[4/26七八]在本邦英国公使館より珍田外務総務長官宛 英国は清国に対し露国の新要求を拒絶する様在清国代理公使をして勧告せしめたる旨通知の件 (以下略)
[4/26七九]小村外務大臣より在清国内田公使宛 対清勧告に付き在清英米公使と協同方回訓の件 (以下略)

[コメント]露清協約(M31年5月7日)と満州撤兵に伴う露国の対清新要求(M36年4月18日)とを全文転記しました。植民地主義的帝国主義国家としては当然の行動かもしれませんが、現在の中国人とロシア人がこの文章を読んでどう感ずるのでしょうか。又、1945年の敗戦を経験した現在の日本人はどう感ずるのでしょうか。私自身は共にこの小さな地球上に生きる同じ人間の一人として、深い後悔と憤激との念を懐かざるを得ません。キリスト教の聖書に曰く。「イエスを試すために、律法学者たちやファリサイ派の人々が、姦通の現場で捕らえられた女を連れて来た。律法では石打ちの死刑に値する。イエスは "あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。" と言った。これを聞いて誰も女に石を投げることができず、引き下がった。また、イエスも女の罪を許した。」
([罪の女] 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BD%AA%E3%81%AE%E5%A5%B3 )
私も自らの罪を認めた上で日本の対外戦争に於いて何が正当であるか、何が不当であるかを判断して行きたいと思います。
(記入:06/05/31 10:30 藍愛和)

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2006/05/31 23:39
折角のお申し出ですが、都合で参加できません。悪しからず御了承下さい。
藍愛和
2006/06/01 09:37

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